アンタイトル(仮)

アラサー独身アラシックの思うこと。

嵐が20周年を迎えたら結婚しようと決めた日

嫌でも入ってくる自担の熱愛報道。知りたくないならインターネットと切り離した生活をすればいいんだけど、それはできないこのご時世。もちろんどこまでが嘘か本当かわからない。だけど私はその記事で、少なくとも心を乱された一人だ。

 

私は嵐5人が仲良くしているのを見ているのが好きなタイプ、いわゆる見守りポジションなのですが、担当はいます。

"何でもこなすつまり器用" *1 な人。

そう二宮くんですね。

 

アイドルだって人間ということは言われなくたってわかってるし、自担以外のメンバーの熱愛報道が出てもわりと私は冷静である。(実際結婚となったらやっぱり嫌だが)

なんなら、他のジャニーズグループの人なら「おめでとう。良かったね」とさえ思う。(私は嵐の他に2つFCに入っている)

 

私は自担の結婚というのが嫌なのではない。自担が結婚して誰かの夫になることが嫌なのではない。結婚することによって、"彼も人なんだな"と思わされるのが嫌なのだ。

 

先にも述べたが、アイドルだって人間であることは重々承知している。だけど、私にとってはミッキーと同じなのである。

 

着ぐるみの中が人間であることはわかってはいるが、ミッキーは"ミッキー"という存在なのだ。それはディズニーランドの外でも中でも。

 

それと同じ感覚で、私にとって二宮くんは"二宮和也"というアイドルなのだ。

 

ミッキーだって着ぐるみ脱いだら、「暑くてやってられない」とか愚痴のひとつやふたつ言ってるかもしれない。だけど、ファンやお客様にそれを見せなければいいと思っている。二宮くんだってファンの前でアウトな発言をしたり、アウトな行動をしたわけではない。

 

だって彼は完璧な"アイドル・二宮和也"だから。

 

だけど、もうちょっとうまくやれなかったの?というのが8月8日発売の週刊誌の件。キャップをかぶっただけの身なりで、空港内を別々に歩いたとしても、車に荷物入れてる2ショットのところをばっちり撮られて。

 

脇が甘すぎるんだよ、と言いたくなる。

 

飛行機降りたらもうそこからは別行動で家まで帰るとか、もっと慎重になるなら別の便の飛行機で帰ってくるとか。あらゆる手段を使えたはず。

 

でも、あの二宮くんがそんなヘマをするか?というのが皆様も疑問に感じてるところだと思う。

 

こんな一般ピーポーが考えつくことを、あの二宮くんが考えないとは思えない。VS嵐スペシャルで「ゲストにありがとうをいっぱい言わせた人が勝ち」というゲーム *2 でも、人とは違う思考で1位をなんなくとってしまう人が。

 

それを考えると、一気に恐ろしくなった。

 

もう、あの人なんだなって。

一生涯を共にしてもいいって思えた人が。

 

あの引きこもりの二宮くんを家から出させたあの人。あの人の前やってたブログのことを考えると、なんでそんな女がいいのかって思わせるあの人。そんな人でもいいの!?って二宮くんに聞きたくなってしまうぐらいのあの人。

 

でも、二宮くんはあの人を選んだ。

 

だけど、私の知ってる二宮和也って、"アイドル"であって、"一人の男"ではない。

 

彼の本当の部分なんて、これっぽっちも知らないただの一ファンなんだなって。

 

それに気づいたとき、私は吹っ切れた。

 

「嵐が20周年を迎えたら自分も結婚しよう」と。

 

私はアラサー独身OLで彼氏なしである。周りがどんどん結婚していって、「私も結婚したい!」と結婚願望が出てから早3年。これといった人に出会えていない。

 

婚活パーティーは3回行った。1回目はたくさんの人と話すのに疲れて、カップリングするための用紙には無記入で提出した。2回目はカップリングしたが、一度ご飯食べて、次の約束もしたけど自然消滅した。3回目もカップリングしてご飯に行って、次に会う約束もしたけど、やっぱ無理だなと思って断った。

 

もともと新しい人間関係を築くのが苦手っていうか、めんどくさいって思ってしまうタイプなのである。それに加えて努力という言葉が嫌い。3年前から結婚したいと言い続けたが、口だけ女なので、特に何の進展もなし。3回目の人の時に結構メンタル落ちて、「もう当分婚活は休もう」と決めた。そして「今は自分のためにお金を使って、楽しもう!」と思っていた最中だった。そんな婚活への重い腰を再び上げさせてくれた。

 

何の根拠もない話だが、どうやら20周年ツアーが終わったら結婚するらしい。それなら「自担が結婚するなら私も結婚しよう」という気持ちになった。

 

こういう熱愛報道があると、少なからず担降りする方がいるらしい。私は自担への愛は変わらないし、20周年ツアーもすっごく楽しみにしている。

 

だけど、二宮くんが結婚という現実世界の契りを交わすのなら、私も現実に向き合おうと思った。二宮くんはやっぱり現実に存在したとしても、やっぱり夢の国の住人なのだ。

 

多分、こういうきっかけがなかったら、私は動かなかったと思う。もちろん、結婚するのがエライ、独身女はヤバイということではない。だけど、私は平々凡々なので、一人で生きていくには難しい。親にも喜んでほしい。老後も心配である。そう考えたら、私にとっては結婚という選択肢を選んだ方がいいのだ。ついでに、婚活で素敵な人をゲットできるように、ダイエットとか美容も頑張る。

 

そういう気持ちにさせてくれた大好きな自担、二宮くん。

 

プライベートの二宮くんのことなんて何にも知らないけど、"アイドル・二宮和也"のことなら多分あの人よりも知っている。

 

それだけでもいい。

 

そう自分に言い聞かせて、これからも二宮くんを、嵐5人を応援していきます。

 

そして、私も生涯共にしたいと思える人を探します。

 

ありがとう、二宮くん。

*1:『La tormenta 2004』の歌詞の一部

*2:2018.07.26 OA 嵐-1グランプリ